レスリングのPRはそこまで難しいのか

先日アメリカに強化遠征に行っている萩原京平選手が、現地でアメリカの学生のレスリングの試合を観戦されて驚いておられました。

アメリカではレスリングはかなりメジャー競技なので、学生の練習試合でもバスケコートにマットを引けば、その周りの観客席が満員になります。

有元が高校生の時にアメリカの親善試合の行った際には、そこまで強豪校でなくても、練習試合に7ドルの観戦料を取っているぐらいでした。

オリンピック代表を決める代表決定戦を日本では地下の練習施設でひっそりとマスコミと関係者の前だけで行う一方で、アメリカではFinal Xと銘打って3回ぐらいに分けて大観客の前で行います。お金がいっぱい動きそうです。

タイムズスクエアにマット弾いてレスリングする興行もあります。お金がいっぱい動きそうです。

僕もレスリングは日本ではまだまだ流行っていないものだと認識しています。試合ウェアも独特だと思ってます。

ですが、こんな変な活動をしているので、レスリングなんとか流行って欲しいんですわ。

この競技がどの世界でも流行っていなければ、いよいよ針の穴を通すようなニッチすぎる活動かもしれませんが、海外だとかなり流行っているので僕はレスリングはそれなりに流行るロジックにあると思っています。

まず膠着すると審判がすぐに止めるので塩漬けのような展開は起きない仕組みになっています。後は点数をつけるので判定が「見える化」されています。

なにより展開が速いので飽きないハズです。今のTikTok世代にも対応できていると思っています。

じゃあ岡田准一さんがやったら流行るのかというと、そういう話ではないと思います。多分見せ方や宣伝だと思います。僕もこの辺のやり方は全然詳しくないですが、個人的にはもっと見る人のことを考えて試合を組んだり、運営するだけで印象が変わると思っています。

レスリング始めたり、観戦した方全員が口を揃えて面白かったと言う競技です。最古の競技、ポテンシャルはありそうなんですけどね。

僕も皆さんにレスリングを身近に感じていただけるようにこれからもコツコツ頑張ります。押忍。

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